江戸川区では、区を上げての子育て支援事業が行われており、幅広く魅力的な助成制度や支援制度などが設けられています。
待機児童が多い事が問題とされていますが、各種保育園の充実や、私立幼稚園での預かり保育など、待機児童減少のための対策を積極的に推進しており、問題解決に向けた取り組みが、区では行われていますよ。
ここでは、そんな江戸川区の子育て支援制度を紹介していきます。
江戸川区の子育て 待機児童問題対策
平成30年の段階で、江戸川区における0~3歳までの待機児童数は440人となっています。
これに対応するため、江戸川区では児童福祉法に基づいて設置される「認可保育所」、0~2歳を対象とした園児19名以下の「小規模保育所」、企業内保育園などに地域の子どもを受け入れてもらう「事業内保育所」などの整備を進めており、補助制度などを設けて各種保育園の増設が図られています。
また区内の一部私立幼稚園にて、正規の教育時間の前後に在園児を預かる「預かり保育」の制度が行われている事にも要注目ですよ。
これに伴い、保育士の離職防止や職能の向上等を図る取り組みが行われており、保育士の処遇改善に成果を上げています。
具体例としては、月学50,000円の給与加算と月額82,000円の家賃補助、区による研修会の開催やサポート体制の強化等が実施され、保育士の待遇改善に大きな功績を上げてきました。
江戸川区の子育てで受けられる諸手当
江戸川区の設ける助成制度や手当には、様々なものがありますが、特徴的なものとして以下の制度が挙げられます。
・乳児養育手当…0歳児に対する手当で、満1歳まで毎月13,000円を受け取れる制度
・私立幼稚園保護者負担手当…私立幼稚園に進学する子どもに対する助成制度で、入園時に補助金として80,000円(1回のみ)と月額最大26,000円までの補助金が受け取れる制度
・子ども医療費…15歳以下で中学卒業前までの児童を対象とし、医療機関での治療時に健康保険の自己負担額を区が助成してくれる制度
これらの制度の内、乳児養育手当以外は所得制限がない点も魅力的で、利用しやすい制度となっています。
江戸川区の子育て関連施設
江戸川区では、区内の子育てに対する相談や支援のため、以下の様な施設が設けられていますよ。
・子ども家庭支援センター…子育てや家庭に関する相談や支援のための総合窓口で、相談係、自立支援係、養育支援係などのセクションが存在しています。
・共育プラザ…子育て支援・中高生支援を担当し、小岩、平井、葛西、南小岩、一之江、南篠崎の各所に設置されています。
・子育てひろば…共育プラザや区内健康サポートセンターに併設されており、就学前の乳幼児と保護者を対象とした支援施設になっています。
この他、心身の発達に心配や遅れのある未就学児を対象に、小岩・葛西・鹿本に各育成室が運営されています。
まとめ
江戸川区は、多くの補助や助成制度を設け、子育て世帯に優しく魅力的なエリアとなっています。
待機児童問題を始めとする諸問題解決にも積極的なため、今後ますます住みよいエリアとなる期待が持てる区と言えそうですね。
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