東京都足立区では、環境に配慮した住宅の普及を拡大する目的で、各種補助金制度を用意しています。
住宅を省エネ化するために行ったリフォームや、機器設置費用の一部が支給されるものです。
現在10の項目について補助制度を実施していますが、そのうちの「省エネリフォーム補助金」と「家庭用燃料電池システム(エネファーム)購入費補助金」について紹介します。
足立区の補助金制度① 省エネリフォーム補助金
足立区内にある既存住宅を、省エネ化する目的でリフォームする際に利用できます。
具体的には断熱性の高いガラスやサッシに交換したり、遮熱性に優れた外壁塗装を施す工事などがあります。
屋内については節水型トイレの導入が補助金の対象です。
・対象となる要件
足立区に住民登録がある人で、新築ではない住宅を改修する人など9つの要件を満たしている人が対象です。
補助金額は、対象経費の3分の1相当かつ上限は5万円で、申請は先着順となります。
なお対象経費の合計は5万円以上でなければいけませんが、配送費や廃材処分費など設置作業に直接関与しないものや、「諸経費」のように費目が不明瞭なものは経費に算入できません。
したがって申請に必要な領収書を受け取る際は、「工事費一式」のような書き方ではなく、具体的な工事項目名を盛り込んでもらいましょう。
足立区の補助金制度② 家庭用燃料電池システム エネファーム
エネファームとは、家庭で使用するガスから水素を取り出し、それを用いて発電する仕組みです。
発電時の排熱を利用し給湯もしますので、省エネと電気代の節約が期待できます。
・対象となる要件
足立区に住民登録がある人で、未使用のエネファームを設置する人が対象です。
さらに設置するエネファームは、一般社団法人燃料電池普及促進協会にて補助対象と認定されているものでなければいけません。
補助金額は一律5万円で、申請者が多数の場合は抽選です。
まとめ
足立区で実施している、省エネに関連する補助金制度を紹介しました。
今回紹介した項目以外にも、太陽熱利用システムや電気自動車などの補助制度も行っています。
省エネ製品は単独で使用するのではなく、複数を組み合わせることでより高い効果が期待できるものです。
例えば家電なら緑色の省エネ性マークが表示されていれば、省エネ性能が高い製品です。
補助金利用できる工事や機器設置を検討中の方は、あわせて家電の見直しもしてはいかがでしょうか。
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