東京都目黒区には、他のエリアとは違った手厚い子育て支援があることで知られています。
保護者の経済的負担を軽くする目的のものから、待機児童対策、治安面で子どもたちの安全を守るものまで子育て支援内容は多岐にわたります。
区が実施する子育て支援の中でも、必ず知っておきたいおすすめの制度を紹介します。
目黒区の子育て支援 子ども医療費助成制度
目黒区は子どもの医療費助成制度が充実しています。
2018年現在、東京23区すべてにおいて中学3年生(15歳)までは入院と通院の自己負担分が全額助成されます。
しかし目黒区では、これに加え入院した際の食事標準負担額(食事代)部分も助成しています。
2018年4月より、一食あたりの標準自己負担額が360円から460円に値上がりしました。
家計負担の大きい部分ですから、食事代の助成まで受けられるのは嬉しいポイントです。
目黒区の子育て支援 認可外保育施設保育料助成制度
目黒区においても、待機児童は問題となっています。
認可保育園に落選してしまったときに候補となるのが認可外の保育園ですが、月々の保育料が高くすべての人が利用できるわけではありません。
認可保育園であっても2018年9月に保育料を見直し、第1子は値上げになりました。
しかし第2子は実質負担軽減、第3子以降は無償となっていますから、認可外と比較して金額はまだまだ低いです。
そんな認可保育園と比較した場合の負担を軽くするため、所得に応じて保育料の一部(5千円〜5万円)を助成しています。
対象となる施設は以下の通りです。
・東京都認証保育所(目黒区外も含む)
・「ベビーホテル」または「その他施設」と分類する認可外保育施設のうち、指導監督基準を満たした施設
・目黒区内の定期利用保育事業
例として、住民税所得割の世帯合計が12万5千円以上22万円未満(世帯年収がおよそ500~700万円)の場合、ひと月当たり3万円が助成されます。
助成分を加味すれば認可外を候補に含めることができますから、保活がよりしやすくなりますね。
目黒区の子育て支援 放課後フリークラブ
未就学児の待機児童だけでなく、放課後の居場所が不足する「小1の壁」問題も、近年では取り沙汰されるようになりました。
比較的治安の良い目黒区であっても、低学年のうちは一人で留守番をさせるのは心配な家庭も少なくないでしょう。
そこで目黒区では、放課後に過ごせる場所として「ランドセルひろば」と「子ども教室」を実施しています。
・ランドセルひろば
原則平日の放課後から17時まで、学校の校庭を遊び場として利用できます。
事前に連絡票を提出すれば、ランドセルを持ったまま校庭で遊べますし、提出していなくても一度帰宅すれば再び校庭に入れます。
管理運営員が見回りしていますので、心配なく過ごせます。
・子ども教室
放課後や土日、長期休暇に、小学校施設を利用した地域交流、文化・スポーツ活動を実施します。
運営は教育委員会から委託された団体が行っています。
まとめ
目黒区で実施している、おすすめの子育て支援制度を紹介しました。
学齢期以降の支援が手厚い点も嬉しいです。
これから子育てを始めるなら、制度の充実した目黒区がおすすめです。
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