東京都渋谷区は、子どもの数は少ないですが保育園も少ないため、待機児童の割合が大きいです。
しかし待機児童を解消するために、渋谷区では認可保育園の代替となる保育事業を行なっています。
渋谷区の待機児童対策について①保育園に落ちたら?
渋谷区は、2018年4月時点の待機児童数が150名を超える保活激戦です。
そこで渋谷区では待機児童を解消するため、「区立保育室」と「居宅訪問型保育事業」を実施しています。
いずれも利用対象者は、認可園に申し込んだ結果待機児童となった場合です。
・利用方法
区立保育室・居宅訪問型保育事業いずれも、認可園と併せて利用申込みします。
あくまでも待機児童となったときの、暫定的措置となります。
そのため保育室の利用期限は年度末までとなりますが、次年度も認可園に落選した場合は、引き続き同じ施設を利用できます。
なお区立保育室や居宅訪問型保育事業を利用中でも、認可園の利用調整対象です。
渋谷区の待機児童対策について②区立保育室
区立保育室とは、渋谷区が設置し民間が運営する認可外保育施設です。
2018年現在、区内7ヶ所の小学校や公園内に設置されています。
・保育内容
園庭の広さなどで認可園より不利であるものの、保育内容は認可園とも遜色ありません。
小規模ならではのアットホームな環境も、多くの保護者から支持されています。
・施設一覧
渋谷区立みらい保育室(上原3-46-5)
渋谷区立のぞみ保育室(幡ヶ谷3-49-1 中幡小学校内)
渋谷区立笹幡保育室(笹塚2-49-3 九号通り公園内)
渋谷区立代官山えびすにし保育室(恵比寿西2-15-12)
渋谷区立広尾ひだまり保育室(広尾5-7-4 広尾公園内)
渋谷区立西原ほほえみ保育室(西原1-40-12)
渋谷区立おおやま保育室(西原2-53-13 代々木大山公園内)
渋谷区の待機児童対策について③居宅訪問型保育事業
居宅訪問型保育事業では、待機児童の中でも0〜2歳児を自宅にて1対1で保育する制度です。
利用期間は利用開始日から3歳になった年度の3月末までか、認可園に入園する前月末日までとなります。
・保育内容
保育内容は、事業者ごとに異なります。
運営は「株式会社ポピンズ」と「NPO法人フローレンス」で、それぞれサービスや小規模認可保育所・病児保育などを実施している事業者です。
・注意点
月額保育料と保育時間は認可園と同等ですが、延長保育は事業者の設定する通りです。
また保育士者の交通費(一律1,000円)が必要で、必要に応じタクシーを利用した際はその実費がかかります。
渋谷区の待機児童対策について④新設園もチェック!
2019年4月には、新たに2つの私立認可保育園が開園予定です。
2019年度の二次利用調整申込は、2018年12月3日から2019年2月15日です。
新設園も併せてチェックしておきましょう。
さくらさくみらい笹塚(笹塚1-32)
美希保育園北参道(千駄ヶ谷3-21)
まとめ
渋谷区が行なっている、待機児童の対策制度を紹介しました。
不承諾となった人のみが対象ですから、保育の必要度が高い人にとっては嬉しい制度です。
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