マイホームを検討したときに、戸建てが良いか、それともマンションが良いのかは悩みどころですね。
そこで、今回は戸建てとマンションについて、主に費用面と住み心地について比較してみました。
戸建てとマンションの比較①費用面について
初期費用としては、土地代が安く済む分、マンションのほうが低めという印象ですが、住む地域などによっては逆の場合もあります。
一般的に、戸建ては郊外や住宅地に建てられますが、マンションは駅近くに建てられるため、その立地条件から必然的に割高となるためです。
眺望の良いタワーマンションになるとさらに価格は上がり、いわゆる億ションとよばれるものも存在します。
一方で、郊外のマンションであれば価格はそこまで高くありません。
また、購入後に必要となる固定資産税については、立地にもよりますが一般的にはマンションの方が高くなります。
これは、購入価格についての土地と建物の比率に関係します。
土地の固定資産税は、住宅が建っていることで軽減税率が適用され、評価額の6分の1の価格が課税標準となります。
しかし、マンションの場合、敷地面積を戸数で割ったものが土地の所有区分となるため、土地よりも建物の価格のほうが、購入価格に占める割合が高いのです。
つまり、課税対象となる土地の割合が高い一戸建てのほうが、固定資産税は安く済むということです。
また、マンションに関しては、管理費や修繕費を払い続ける必要があります。
場合によっては大規模修繕が必要となり、別途の修繕金を負担しなければいけない場合もあります。
総じて、購入後の費用が割高なのがマンションといえるでしょう。
戸建てとマンションの比較②住み心地について
住み心地は、何を重視するかによりますが、戸建てとマンション、それぞれのメリットを挙げていきます。
マンションのメリットは、駅に比較的近いこと、オートロックをはじめとする厳重なセキュリティ、眺望の良さ、宅配ボックスやディスポーザー(生ごみ粉砕機)などの設備が挙げられます。
ゴミの集積などの管理や、共用部分の修繕など、マンションによっては24時間体制でサポートをしてくれる管理体制も人気です。
一方、戸建てのメリットは、住戸の広さ、敷地内にある駐車場、個々のプライバシーに配慮した間取り、庭の存在などが挙げられます。
一戸建ては階層の分だけ、マンションよりも床面積が広くなり、リビングがある1階と個々の部屋がある2階など、プライバシーを分けやすいのが特徴です。
駐車場に関しては、マンションの場合は機械式で車を呼び出すまで時間がかかったり、マンションから離れた場所に設置されていたりするため、車の利用頻度が多い方にとっては、一戸建てが好まれるようです。
まとめ
戸建てとマンションについては、費用面では初期費用と維持費それぞれで計算すべきであり、住み心地はそれぞれに利点があるため好みが分かれるところです。
家族の意見を聞きながら、何を重視するかによって、どちらを購入すべきか十分に検討すべきでしょう。
不動産の購入を検討されている方がいましたら、株式会社GLOBAL TAKEまでお気軽にご相談ください。