マイホームの購入に欠かせないものが住宅ローンです。
住宅ローン全体の返済額に直結するため、固定金利と変動金利のどっちにするのかは大変難しい問題です。
とくに、2019年10月から消費税が10%になる現在は、駆け込み需要もあってマイホームを購入される方が増えていると言います。
金利はこれから住宅ローンを返すにあたって重要な問題ですので、どっちが自分に向いているのかを考えずに慌てて決めてしまうのは得策ではありません。
今回は、気になる固定金利と変動金利について、それぞれの特性を中心にして詳しくご説明いたします。
ぜひ参考になさってください。
固定金利と変動金利の特性とは?
まず、この2つの違いについてご説明いたします。
「固定金利」は、住宅ローン契約時に決定した金利を固定し返済します。
この場合金利自体は変わりませんが、固定される期間に関しては2種類あり、「全期間固定型」と「固定金利期間選択型」の2種類です。
「固定金利期間選択型」の場合は、5年や10年と限られた期間のみ金利が固定されています。
一方「変動金利」は、金利は固定されておらず社会情勢により変動し、6ヶ月ごとに見直されます。
ただし、金利の見直しが適用されるのは5年ごとであり、その間の返済金額は変わりません。
しかし、当然金利が高くなる場合もあり、返済額が増えてしまうリスクはあります。
ただし、その場合でも返済額の1.25倍までが上限です。
変動金利の固定金利のメリット・デメリットとは?
固定金利は、金利が固定されているため返済期間や返済金額がわかりやすく、返済計画も考えやすく、リスクが少ない安心感があります。
子どもが成長途中で、これから学費や結婚など大きな出費が見込まれる場合は、リスクが少ないため向いていると言えるでしょう。
現状は変動金利より固定金利の金利が高いため、低金利が続く限りは返済額が多くなるデメリットがあります。
変動金利は、マイナス金利が適用されている2019年現在においては住宅ローンの金利が安いメリットがあります。
不動産投資などに利用する場合、低金利ですと人気が高まるため向いています。
ただし、今後の金利動向いかんによってはもちろん高くなる場合もあることがデメリットです。
長期間で考えた場合情勢が変わるとどう転ぶかわからないため、住宅ローン残高を減らしていくなど、自分なりのリスクヘッジも考える必要があるかもしれません。
まとめ
固定金利と変動金利とのどっちがいいかの明確な答えはありません。
しかし、それぞれの特性を知れば判断はしやすくなるでしょう。
その上でどっちにするかは、あなた自身のライフスタイルや考え方で決めましょう!
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